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海軍造兵廠の遺構見学会が開催されました

  • 6 分前
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7月12日 築地市場跡の再開発に伴い、明治から大正期にかけてこの地にあった海軍関連施設の遺構見学会が開催されました。会場には日陰がほとんどない厳しい暑さの中での開催となりましたが、歴史的な遺構を一目見ようと大勢の歴史ファンや近隣住民が訪れ、大盛況となりました。


今回の見学会では、明治30年代頃から建造された「クルップ式」および「シーメンス式」の製鋼炉の基礎部分や、煙道などのレンガ構造物が公開されました。これらは当時、イギリスからの輸入に頼っていた兵器の国産化を目指し、より安価で効率的な国内での製鋼を模索していた海軍の歩みを示すものです。

さらに、大正6年(1917年)に設置されたとみられる日本黎明期の「光学ガラス溶解炉」の跡も見つかりました。第一次世界大戦の勃発により欧米からのガラス輸入が困難となったため、双眼鏡や潜望鏡といった光学兵器に必要なガラスの国産化を、この築地の地で急ピッチに進めていた歴史が明らかになっています。


参加者たちは、100年以上前の日本の近代化を支えた貴重なレンガ造りの炉跡を熱心に見学していました。


築地一帯は、明治初期以降に海軍省の用地として使用されていた歴史があり、当時の地図には今回の造兵廠だけでなく、海軍兵学校などの重要施設も周辺に置かれていたことが記されています。今回の貴重な発見にとどまらず、海軍兵学校跡など、今後のさらなる発掘調査によって新たな歴史が明らかになることも期待されています。




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