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陸軍士官学校青写真のハングル


相模原市立博物館の所蔵する陸軍士官学校配置図(青焼き)に、一部ハングルが混じっていることがわかりました。


日本戦跡協会が残存建物の名称を調べていたところ、判別できないハングルのような文字があり、ハングル検索をすると「庫」などを意味するハングルであることがわかりました。

同資料に「自由飛※行場(走り編に内)」など日本語に不自由な場所も多いです。


そのため、相模原市立博物館に、米軍などが捕えた朝鮮人などに書かせたものではないかと問い合わせましたが、個人からの寄贈という事以外は、現時点で経緯はわからないとのことでした。


「陸軍士官学校」秋元書房刊にも、配置図があるものの、文字が潰れているところが多く、当該建物も判別できません。


現時点では、これらの他に詳細な配置図の存在がわかっておらず、新たな配置図が発見されるとさらに研究が進みそうです。

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